05467-190408 2019年度、shioゼミの連絡手段はTeamsからslackへ
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shioゼミの連絡手段。
2000年に成蹊大学でゼミを持って以来、各年度ごとに色々なwebサービスを使ってきました。2018年度に使ったのは大学が用意する「Teams」。
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しかし、学生たちからはずっと不評。なだめすかしても学生たちはほとんど使ってくれず、LINEに流れる。
大小さまざまな不具合、不都合がなかなか解消されない。マイクロソフトのご担当者に直接申し上げても変わらない。とうとう昨年の秋に米国からMicrosoftでTeamsを担当しているエンジニアがお二人「ヒアリング」に見えたので、洗いざらいおかしい点をお伝えしました。その方々も僕のリクエストに対して「防戦」したり「それはこうすればできる」と言いつつ管理者でなければできない極めて込み入った方法をその場でプレゼンしようとしたり。各教員は管理者権限など持っていないのでそんな解決方法を提示されても何ら解決にならないですよ、と申し上げても聞く耳を持たない。
要するに改善する気がないんだなぁ、との印象を深めた次第。
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それから半年。
結局、ただの一つも改善されない。
期待していなかったけど、「Teamsは今、Microsoftが最も力を入れているプロダクトです」との言葉に可能性を感じていた自分が悪かった。やはり同社の他の製品と同じなのかな。
色々なwebサービスを併用していますが、こんなに長期間にわたって機能のアップデイトがなかったりバグ(だと当の開発者が認めている問題点)が放置される有償のwebサービスって他にあるかしら。大学の他の部局では依然としてTeamsを使っているだけに、Teamsの行く末が心配。
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というわけで2019年度、ゼミに関しては別のサービスを使うことにしました。
世の中にはもっとこなれたサービスがいくつかあって、その最たるものが「slack」でしょう。 slackはサービスが始まった当初から注目していたのですが、いかんせん無償利用だと検索できるのは最新の10,000メッセージという点がゼミ利用のネック。いいサービスには進んでお金を払いたいshio.iconだけど、月額850円×ゼミの人数分(例として2019年度は4つのゼミ合わせて64名)×12ヶ月で1年間の利用料が652,800円。とても払えません。だからゼミでの利用は無理と諦めていました。
でもよく考えたら現在、ゼミの情報共有はすべてScrapboxで行なっている。昔とそこが大きく違う。
ということはslackには通知機能だけ頼ればいいのだと思い至りました。ということはslackに流した連絡がその場で通知されれば用済みで、過去のメッセージを検索する機会はないはず。なら最新10,000メッセージに制限されてもなんら問題なし。
そこでslackを採用しました。
今のところ、至極うまくいっています。学生たちもきちんと積極的に使ってる。
我慢しないでもっと早く移行すればよかった。
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